ドラマや雑誌で見かけた男性の髪型が気になって、「これ、なんていう髪型なんだろう」と思ったことはありませんか。
パートナーや家族と髪型の話になったとき、名前がわからずに「前髪が長めで、横が短くて……」と説明に困ってしまう。そんな場面も意外とあるものです。
この記事では、よく耳にするメンズ髪型の名前10種類を、イラストでわかる早見表にまとめました。見分けるポイントは「前髪」「サイド」「えり足」の3つだけ。記事の後半では、名前を使って髪型の話をするときの伝え方もご紹介します。
髪型の名前や定義は、美容室や人によって少しずつ異なります。この記事では、一般的によく使われる呼び方をご紹介しています。
髪型は「3つの場所」で見分けられます

男性の髪型は、名前がたくさんあって複雑に見えます。でも、次の3つの場所に注目すると、ぐっと見分けやすくなります。
- 前髪: 下ろしているか、分けているか、上げているか
- サイド(耳まわり): 短く刈り上げているか、耳にかかる長さか
- えり足(首の後ろ): すっきり短いか、長さを残しているか
名前は、この3つの組み合わせと、全体の長さで呼び分けられていることがほとんどです。
よく聞くメンズ髪型の名前10種類
1. マッシュ

前髪を下ろし、頭全体が丸いシルエットになる髪型です。名前は、マッシュルームのような丸い形に見えることに由来します。
- 前髪: 眉にかかるくらいまで下ろす
- サイド: 耳に少しかかる長さのことが多い
- えり足: 丸みに沿って短めに整える
2. センターパート

前髪を真ん中で左右に分ける髪型です。「センター分け」と呼ばれることもあります。分け目の位置を指す名前なので、短め・長めなど、さまざまな長さと組み合わせられます。
- 前髪: 真ん中で分けて、左右に流す
- サイド: 短めから耳にかかる長さまでさまざま
- えり足: 長さによって異なる
3. ツーブロック

サイドや後ろの下の部分を短く刈り上げ、その上に長めの髪をかぶせる髪型です。長さの違う「2つのブロック」でできていることから、この名前で呼ばれています。
- 前髪: 下ろす・分ける・上げるなど、組み合わせは自由
- サイド: 下の部分だけ短く刈り上げる
- えり足: 刈り上げて短くすることが多い
ほかの髪型と組み合わせて呼ぶことも
ツーブロックは、「ツーブロックのマッシュ」「ツーブロックのセンターパート」のように、ほかの髪型と組み合わせて使われることが多い名前です。
4. ウルフ

トップに段をつけて動きを出し、えり足を長めに残す髪型です。オオカミのたてがみのようなシルエットから、この名前がついたといわれています。
- 前髪: 長めに下ろす、または流す
- サイド: 耳まわりはすっきりさせることが多い
- えり足: 長めに残すのが特徴
5. ベリーショート

全体をとても短く整えた髪型です。「ショート」よりもさらに短い長さを指して使われます。
- 前髪: 短く、額が見えることが多い
- サイド: 短く整える
- えり足: 短く整える
6. ソフトモヒカン

サイドを短めにして、頭のてっぺん(トップ)の髪を中央に向けて立ち上げる髪型です。
- 前髪: 中央に向けて立ち上げる
- サイド: 短めに整える
- えり足: 短めに整える
7. アップバング

前髪を上げて、額を見せる髪型です。「バング」は英語で前髪のこと。前髪の形を指す名前なので、ツーブロックなどと組み合わせて呼ばれることもあります。
- 前髪: 上げて額を出す
- サイド: 長さはさまざま
- えり足: 長さはさまざま
8. フェード

サイドや後ろを、下にいくほど短くなるように刈り上げる髪型です。ツーブロックのように境目がはっきりしているのではなく、長さが少しずつ変わっていくのが特徴です。
- 前髪: 長さや形はさまざま
- サイド: 下から上へ、なめらかに長くなる
- えり足: とても短く刈り上げることが多い
9. 七三分け

前髪をおよそ「7:3」の割合の位置で分ける髪型です。センターパートの分け目が真ん中なのに対し、七三分けは左右どちらかに寄っています。
- 前髪: 片側に寄せた位置で分けて流す
- サイド: 短めに整えることが多い
- えり足: 短めに整えることが多い
10. ロング

肩につくくらい、またはそれ以上の長さの髪型です。下ろしたり、後ろでひとつに結んだりして楽しまれています。
- 前髪: 長めに下ろす、分ける、または結んだ髪とまとめる
- サイド: 耳が隠れる長さのことが多い
- えり足: 肩まわりまで長さがある
ひと目でわかる早見表

| 名前 | 前髪 | サイド | えり足 | 見分けるポイント |
|---|---|---|---|---|
| マッシュ | 下ろす | 耳に少しかかる | 丸みに沿って短め | 全体が丸いシルエット |
| センターパート | 真ん中で分ける | さまざま | さまざま | 分け目が真ん中 |
| ツーブロック | 組み合わせ自由 | 下だけ刈り上げ | 短め | 長さの違う2層 |
| ウルフ | 長めに下ろす・流す | すっきり | 長めに残す | えり足が長い |
| ベリーショート | 短い | 短い | 短い | 全体がとても短い |
| ソフトモヒカン | 中央に立ち上げる | 短め | 短め | トップが立ち上がる |
| アップバング | 上げて額を出す | さまざま | さまざま | 額が見える |
| フェード | さまざま | 下にいくほど短い | とても短い | 長さがグラデーション |
| 七三分け | 片側に寄せて分ける | 短め | 短め | 分け目が片側 |
| ロング | 長め | 耳が隠れる | 肩まわりまで | 全体が長い |
似ている髪型の違い

名前がよく似ていたり、見た目が近かったりして、混同しやすい組み合わせがあります。
センターパートと七三分け
どちらも前髪を分ける髪型ですが、分け目の位置が違います。真ん中で分けるのがセンターパート、左右どちらかに寄せて分けるのが七三分けです。
ツーブロックとフェード
どちらもサイドや後ろを短くする髪型です。ツーブロックは短い部分と長い部分の境目がはっきりしていて、フェードは長さが少しずつ変わっていきます。
マッシュとウルフ
どちらも前髪を下ろすことが多い髪型です。見分けるポイントはえり足。丸く短くまとまっているのがマッシュ、長さを残しているのがウルフです。
名前を使って、髪型の話をしてみましょう
名前がわかると、家族やパートナーと髪型の話がしやすくなります。ただ、同じ名前でも長さや形は人によってさまざまです。名前だけで伝えようとせず、次の3つを組み合わせると、イメージがずれにくくなります。
1. 名前+「3つの場所」で伝える
名前のあとに、前髪・サイド・えり足のどれをどうしたいかを添えます。
- 「マッシュで、えり足は短めがいいと思う」
- 「センターパートで、サイドはすっきりした感じ」
- 「ツーブロックだけど、刈り上げが見えすぎない長さ」
2. 写真やイラストは「横」と「後ろ」も見せる
髪型の写真は正面だけのことが多いですが、ツーブロックやウルフのように、横や後ろに特徴がある髪型もあります。雑誌やSNSで気になる髪型を見つけたら、横や後ろがわかる写真もあわせて保存しておくと、話がしやすくなります。
3. 「ここは変えたくない」も伝える
「前髪の長さは今のままがいい」「えり足は短いほうが好き」など、変えたくないところを先に共有しておくのもひとつの方法です。

髪型を決めるのは、髪を切る本人です
名前や写真は、話をするきっかけとして使ってみてください。最終的にどんな髪型にするかは、本人の好みや暮らし方に合わせて決めるのがいちばんです。
まとめ
- メンズ髪型の名前は「前髪」「サイド」「えり足」の3つで見分けられます
- センターパートやツーブロックのように、部分の特徴を指す名前は、ほかの髪型と組み合わせて使われます
- 髪型の話をするときは、名前+3つの場所+横と後ろの写真で伝えると、イメージがずれにくくなります
実際に名前を使って美容室に相談したくなったら、SALON GUIDE 2026-2027のページで掲載サロンをご紹介しています。
気になる髪型を見かけたら、この早見表で名前を探してみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 髪型の名前は、美容室でもそのまま通じますか?
A. よく使われる名前なので、多くの場合はイメージが伝わります。ただ、同じ名前でも人によって思い浮かべる形が異なることがあります。写真やイラストを一緒に見せると、より伝わりやすくなります。
Q. ひとつの髪型に、名前が2つつくことはありますか?
A. あります。たとえば「ツーブロック」や「センターパート」は、サイドの長さや分け目の位置を指す名前なので、「ツーブロックのマッシュ」のように組み合わせて呼ばれることがよくあります。
Q. 同じ髪型なのに、呼び方が違うのはなぜですか?
A. 髪型の名前には、はっきりとした決まりがないためです。「センターパート」と「センター分け」のように、同じ形を別の言葉で呼ぶこともあります。この記事の早見表は、一般的によく使われる呼び方を目安としてまとめています。



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